上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
選択科目のMergers and Acquisitionsが今日で最後でした。最終日はDaimler-Chryslerのケースを元に、チームに分かれて合併交渉のシミュレーションをしました。

[使用したケース]
Chrysler Corporation: Negotiations Between Daimler And Chrysler (v. 2.2)
Daimler-Benz A.G.: Negotiations Between Daimler and Chrysler


このケースは本当に良くできていて、Daimler-Chryslerの実際の企業評価の膨大なエクセルシートがついており、非常に参考になります。こういうのは一財産といっても過言ではありません。

更に、Chrysler側とDaimler側で設定数値がかなり違うのがミソで、交渉が難航するようにうまくできています。

例えば同じくDCF-WACCでTerminal valueにEBITDA倍率を使ったChryslerのValuationでも、Chrysler側の想定では$64 per share、Daimler側の想定では$39 per shareとでたりします。売上の成長率などの想定が全く違うためです。また、同じChrysler側のValuationでも、DCF-WACCでTerminal valueにEBITDA倍率を使ったものとConstant Growthを使ったものでは全然違う値段になるし、DCF-WACCとDCF-Adjusted Present Valueでも結構金額に開きが出てきます。ここまでくるとDCFというのはValuation手法として致命的な欠陥があると認めざるを得ないと思います。

授業では生徒がChrysler側とDaimler側の経営陣の役割を演じて大激論を交わしたのですが、それをモニターしていた講師が激論中の珍発言をメモしていて最後に迷言集として見せてくれました。以下に覚えているものを紹介します。

"Let's assume that growth rate is 12%."
珍発言度:wwwww
"Let's assume..."というのが何とも言えない味を出しています。

"What is the growth rate that makes our valuation $75 per share?"
珍発言度:www
おいおい。。

"What textbook are you guys using!?"
"Brealey and Myers!"

珍発言度:wwwww
お互いのValuationがあまりにも違うので、イライラして言った質問。

"The only thing we haven't agreed with is valuation."
珍発言度:ww
最後に私の発言も拾ってくれました。あんまり「珍」ではないですが。

この授業は、戦略、規制、企業評価、企業文化、Post-merger、会計など、およそM&Aに関連することは全てカバーした非常に秀逸な選択科目でしたが、最後に非常にInsightfulなコマがあって更に素晴らしかったです。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://y46.blog10.fc2.com/tb.php/327-10d43f96
| Home |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。