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BBC NEWS | Business | Nasdaq hails 'attractive' LSE bid

NASDAQがLSEを買おうとして、LSEに肘鉄を食らった件です。

LSEの言い分は明快で非常に良くわかります。

"The Board of London Stock Exchange firmly believes that the proposal, which represents only an 8% premium to the current market price, substantially undervalues the company," the LSE said in a statement.

「8%のプレミアムじゃ安すぎて売れませんよ、うちはもっとポテンシャルありますから」ということで、株主の利益を代弁した尤もな反論です。

で、一方のNASDAQの論理なんですが、少し弱いように感じました。

"Nasdaq and LSE are both pre-eminent equity markets in their respective countries," it said in a statement.

"Nasdaq believes that bringing together the two organisations would present listed companies, traders and investors with an equity market place, based on dynamic industry leadership to serve their needs, unmatched by any other market place in the world."

「一緒になったらすごいシナジーがあります、ばら色の未来です」と言ってます。これって、「一緒になればシナジーがある」→「だから将来は企業価値が上がる」ということなので、LSEの現状の株価が割安だという議論をサポートはしても、NASDAQのオファーがLSEの株主にとって魅力的だという議論はサポートしないのではないでしょうか。だって、LSEの株主にしたら売った後で企業価値がどれだけ上がろうが関係ないわけですから。

いやいや株式交換すれば新生NASDAQ+LSEの株主として、旧LSE株主もシナジー効果をエンジョイできるから、ということなのかもしれません。それにしたって、新生NASDAQ+LSEの統合によって生み出される価値というのは、LSEとNASDAQの双方が生み出しているのであって、LSEの企業価値が安く評価されていいことにはなりません。やっぱり「そんなにばら色の未来なら、もっと交換比率を高く評価してよ」と言えてしまいます。(いや、そもそも株式交換じゃないような気もしますし)
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