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なんか最近中国人女優主演のハリウッドの芸者映画が話題になっているようです。なんでわざわざ中国人やねん、というツッコミもしたかったのですが、StarTrekのJean-Luc Picardもイギリス人のPatrick Stewartが演じているのでまあよしとしておきます。でも、もし「芸者」が日本文化を象徴したり代表したりしていると思われたら、違和感を感じます。

芸者って、私は直接見たこともないし、その世界のことをよく判りません。私だけなく、一般の人々にとってはなじみの薄い世界ではないでしょうか。職業の貴賎がどうだとは申し上げませんが、客観的に見たら芸者は日本の社会において相当特殊な職業であり特殊な階級です。そんな特殊な職業が大々的に取り上げられて「これがJapanです」みたいに言われるのはどうも腑に落ちないのです。

そういう意味では、もう一つの代表的な日本の職業「サムライ」のほうがまだましです。なぜなら侍は封建時代における支配階級で、当時の歴史の主人公といっても差し支えないからです。アメリカの開拓時代には開拓者が主人公だし、大航海時代には船乗りが歴史の主人公なわけで、そういう意味では封建時代の侍が日本を象徴する階級であるとして紹介されるのは道理に適っています。しかも、日本は封建時代が長かったですし。ただし、ヨーロッパや中国の封建時代にも同様の武家階級があったので、「サムライ」だけが特殊なものとして語られるとしたら、これまた違和感を感じることになります。

日本人としては、日本がどう紹介されているかというのは気になる話題です。ナカタ・イチローや緒方貞子さんや奥田碩さんのような立派な人が日本を代表する存在として紹介されるのは、実態と違う(日本人が全て彼らのように優秀なわけではないという意味において)としてもうれしくもあります。でも、「日本を象徴するものは芸者だ」と言われると、「それ違う」と言いたくなってしまうのです。
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