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飛行機が怖いです。てゆうか絶対危険だと思うし、平気でバンバン飛行機に乗れる人の気が知れません。

こんなことを言い出すのはJALやANAの株を空売りしたからというわけではなく、論理的に考えて飛行機は危険だと思うからです。

よく「年間1万人が死んでいる交通事故に比べたら、航空機事故なんて全然確率が低い。だから飛行機は安全だ」という言われ方をしますが、本当にそうでしょうか。

2点で反論したいと思います。
1. 分母である「機会」を公平に捉えたらどうなるか
例えば「東京タワーから落ちて死んだ人は1人、交通事故で死んだ人は1万人。だから東京タワーから落ちた方が安全。」と言われたら信じるでしょうか。機会数が違うとどちらが安全かを比べることができません。そこで航空機事故と交通事故の危険度を比べるために適当な試算をしてみました。

交通事故に遭う機会というのは、日常に溢れています。家から一歩でも外に出れば交通事故に遭う可能性があるわけで、そういう意味では1人の人間が1日何度も交通事故に遭う機会を持っているといえます。ざっくり考えて、通常の人の生活では通勤(行き帰り2回)とその他の外出(昼ごはん、営業、塾通い等々)で1日1人当たり4回の交通事故機会があると仮定します。もちろん外回りをする仕事の人や車の運転を日常的にする人はもっと機会が多くなるでしょうし、引篭もりの人は機会が少なくなるでしょうが、あくまでも適当な仮定として4回とします。

すると、
120,000,000(人)× 4回(1日の事故機会)× 365(日)= 175,200,000,000

日本国内における年間の総機会は175,200,000,000と仮定することができます。

2005年度の交通事故死亡者数は6,871人だそうです。これらの数字を使って交通事故の【死亡数/機会数】を求めることができます。

6,871 ÷ 175,200,000,000 = およそ0.000004%

同じ事を航空機でやってみましょう。国土交通省の航空輸送統計によると平成13年度(古いデータしか見つかりませんでした)の国内定期航空輸送の旅客数は94,580,000人です。延べ人数なのでこれが機会数となります。死亡事故は近年国内では起こっていませんが、仮に交通事故の0.000004%と同じ危険水準だとすると年間3.7人死亡することになります。国内での航空機による死亡事故は毎年起こるわけではないので、過去数十年の平均を求める必要があります。そういう統計は見つけられなかったのですが、例えば1985年の日本航空123便墜落事故では520人が亡くなっています。他の事故も合わせて考えると年間10人をはるかに上回る人が死亡していることが判ります。

3.7人対10人以上。つまり交通事故よりはるかに危険なわけです。

2. 飛行機事故は自分ではどうにもできない
交通事故の場合、シートベルトを締める、スピードを出し過ぎない、注意するなどの対策で事故の確率や死亡の確率を低くすることができます。また、自転車や歩行者の立場でも安全確認を徹底することである程度安全度を上げられます。もちろんどうしても避けられない事故はありますが、基本的には自分でコントロールできる部分が大きいです。

飛行機の場合は100%運です。私は前の席が死にやすいと思って、なるべく後方の座席に乗るようにしてます(Easyjetなんかだと席が選べるし)が、後ろから落ちたら後ろの方が死ぬわけだし、そもそも墜落したら全員死ぬことが多いわけで、あまり意味がありません。自分ではどうにもできないわけです。つまり飛行機事故は危険と共に不可避性と不条理性を兼ね備えていると言えます。


それでも「飛行機は安全だ」という人はこれを見てください。
航空事故(Wikipedia)
世界の航空事故総覧

2005年だけでも10回以上の墜落事故が起こってます。おーこわ。
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